診療のご案内

甲状腺・その他内分泌疾患

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが多い状態で、最も多い原因は、バセドウ病(甲状腺が甲状腺ホルモンを多く作りすぎる病気)です。
動悸・息切れ・体重減少などの症状が出たり、目の症状や甲状腺が腫れる場合もあります。
その他の原因として、無痛性甲状腺炎・亜急性甲状腺炎・機能性甲状腺結節(プランマー病)・妊娠一過性甲状腺中毒症などがあります。

当院では、血液検査で甲状腺ホルモンの量とTSH受容体抗体(バセドウ病)の有無を確認し、超音波検査で甲状腺の大きさや血流・内部の確認を行います。
診断が難しい場合には放射線検査(甲状腺シンチグラフィ)を依頼する場合もあります。

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが少ない状態で、もっとも多い原因は、橋本病(慢性甲状腺炎)です。
無気力・疲れやすさ・むくみ・寒がり・体重増加など症状が出ます。
当院では、血液検査で甲状腺ホルモンの量と自己抗体の有無を確認し、超音波検査で甲状腺の大きさや血流・内部の確認を行います。

その他の甲状腺の病気

亜急性甲状腺炎・甲状腺腫瘍(良性・悪性)などがあります。

下垂体副腎疾患、性腺疾患など

副院長は、糖尿病のみならず、甲状腺疾患や下垂体副腎疾患など、内分泌疾患についての治療経験もございます。
内分泌疾患では、ひとつの検査異常や身体的特徴などから、原因となる病気の可能性を考え、診療していく知識と経験が必要となります。
また、検査の方法や検査結果の解釈にも専門的な知識が必要となります。
内分泌疾患のフォローアップに関して、周辺医療機関様からの御紹介もお待ちしております。